「桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~(桃鉄2)」では、東日本、西日本の片方だけでも、日本マップの前作「桃鉄令和」を上回る物件駅が登場します。
物件駅は、ゲーム的に重要というだけではなく、地域の産業や特産品が自然と頭に入り、学習にも役立つ桃鉄にとって重要な存在です。
この記事では、桃鉄で物件を購入するメリットや収益について解説しています。物件にお金を使うべきか迷っている人は参考にしてください。
物件とは
地域のカラーを表すもの
桃鉄における物件とは、物件駅で売られている地域の産業を指します。飲食店や農産物、観光産業に工場など、その物件駅にちなんだものとなっています。
物件を購入すると持ち金が少なくなりますが、桃鉄の勝敗は持ち金と物件総額の合計で決まるため、勝敗を決めるうえでマイナスになることはありません。
むしろ、物件を持つことでさまざまなメリットがありますので、この後紹介します。
物件の種類
最新作である桃鉄2では物件の分類が変わり、「食品・観光・水産・商業・工業・農林・窯業・薬品・温泉」の9種類になりました。各物件の種類は、物件を選択したときに下部のテキスト欄に表示されます。
このうち、特に意識したいのは農林物件です。農林物件は収益率が低い代わりに、持ち金がマイナスになっても売る必要がない安定した資産になります。(手放すイベントもありますが低確率です。)
また、食品物件は比較的安価な割に収益率が高く、イベントも発生しやすいため、序盤に購入する物件としてはおすすめです。
その他の物件の分類は、主にイベントでの収益に影響しますが、それほど強く意識することはないかもしれません。
物件を持つメリット
物件の収益
ひとつの物件からは、物件額×収益率の収入が、毎年3月終わりの「決算」で受け取ることができます。例えば、1000万円の物件で収益率が80%なら、決算のタイミングで毎年800万円受け取ることができます。
一部には100%を超える物件もあります。これは、物件の購入額以上の収益を決算で得られることを意味します。買うだけお得です。
ひとつひとつの収益額は大きくありませんが、ちりも積もれば山となるで、物件を増やしていけば毎年安定した収益を得られるようになります。
決算で得た収益は、新たな物件購入に使ってもいいですし、カードを買ってゲームを有利に進めるのもよいでしょう。
マイナス収益の物件
作品によっては収益率がマイナスの物件も存在します。この物件は、決算のたびに損失が発生します。
持っていると不利にも見えますが、高額収入イベントの対象だったり、イベントで収益率がアップしたりと、なんらかのメリットがあります。
ただし、これらのイベントは「いつもの桃鉄」で長い年数をプレイしないと発生しないことがほとんどですので、「桃鉄3年決戦!」では、購入するメリットはほぼありません。
独占で収益アップ
ひとつの物件駅の物件をすべて購入すると「独占」と呼ばれる状態となり、決算時に物件から得られる収益が2倍になります。
物件額によって独占しやすい物件駅とそうでない物件駅がありますが、序盤では独占しやすい物件駅の物件を買い進めることで、収益が伸ばしやすくなります。
また、「いつもの桃鉄」では、特定の物件駅を独占すると歴史ヒーローが仲間になり、プレイヤーにさまざまなメリットをもたらします。

イベント
特定の物件は、持っているだけでイベントが発生し、臨時収入が得られる場合があります。
食品系の物件は、価格が安い上に収益率が高く、イベントも起こりやすいため、序盤に購入する物件としてはおすすめです。
持ち金より奪われにくい
手持ちのお金は、貧乏神(ボンビー)や攻撃系カード、スリの銀次などによって奪われることが多く、たくさん持ち歩いていることはリスクになります。
物件も、持ち金がマイナスになっての売却や乗っ取り、貧乏神が勝手に売るなどで失う可能性もありますが、持ち金に比べるとリスクは少なめです。
物件を手放す・奪う
一度手に入れた物件も、さまざまな状況で手放さざるを得ないことがあります。以下はその一例です。
- 持ち金がマイナスになる(半額で売却)
- 貧乏神(ボンビー)の悪行
- 他プレイヤーの攻撃(のっとりカード、強奪飛びカードなど)
ボンビーを回避する立ち回りや、他プレイヤーの行動を先読みするなどである程度の対策は可能ですが、完全に防ぎ切ることはできません。
物件をある程度失うことがあるのは覚悟の上で、収益の大きい物件や独占していた物件があれば優先して取り戻すなど、ダメージを最小限に抑える立ち回りを意識しましょう。

まとめ
桃鉄は基本的に、物件を買い集めて総資産を増やしていくゲームです。
物件を持っていることで収益やイベントなどさまざまなメリットが発生し、最終的には大きな差につながります。
持ち金にはある程度の余裕をもたせつつも、物件を積極的に購入していきましょう。
桃鉄2をみんなで楽しむなら

