桃太郎電鉄(桃鉄)シリーズでは、誰かが目的地に到着すると、その時点で目的地から最も遠いプレイヤーに貧乏神(ボンビー)がとりつきます。
貧乏神にとりつかれたプレイヤーは、自分の行動が終了した後、貧乏神のさまざまな悪行を受けます。お金を奪われたり、移動を制限されたり、ときにはキングボンビーなどに変身して、より凶悪な悪行を繰り広げます。
この記事では、桃鉄において貧乏神を避けるにはどうしたらいいのか解説します。最新作「桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~」でも使えるテクニックですので参考にしてください。
桃鉄2の貧乏神・ボンビー
桃鉄2では、基本となる貧乏神やおなじみのミニボンビー、キングボンビーなどのほか、ゲストボンビーとして東日本マップ、西日本マップにそれぞれ2体、合計4体の新しいボンビーが登場します。

ミニボンビー以外の変身は、取りついたプレイヤーに大きなダメージをもたらす可能性が高いため、できれば変身される前に、他プレイヤーに貧乏神をなすりつけておきたいところです。
貧乏神(ボンビー)をなすりつける
ボンビーをなすりつける条件
桃鉄では、他のプレイヤーと同じマスに止まったり、追い抜いたりしたときに、ボンビーをなすりつけることができます。
また、「あっちいけカード」を使うと、一部の変身形態を除き、確率で他のプレイヤーのもとに移動します。
進行系カードを使う
まず有効なのは、進行系カードを使って他のプレイヤーを追い抜くことです。
ボンビーをなすりつけた相手に大きく差をつけることで、なすりつけ返される可能性を減らすことができます。
もちろん、相手が進行系カードを持っていれば同じ作戦に出てくるでしょう。それゆえに、なるべく上位の進行系カードを複数枚持っておくことが重要になります。
攻撃系カードを使う
「あっちいけカード」を使うと、ボンビーは確率で他のプレイヤーのところに移動します。1ターンを消費する上に確実ではありませんが、普通になすりつけるのが難しいときには有効になるでしょう。キングボンビーなど、一部の変身形態では無効です。
「サミットカード」はより強力です。自分がいるマスに他のプレイヤーを呼び寄せることで、ボンビーなすりつけることができます。ほぼ確実にボンビーをなすりつけられますし、他プレイヤーを目的地から遠ざける使い方もできます。
桃鉄2では新たに、「苦しゅうないカード」が追加されました。誰かひとりを呼び寄せた後に行動できるカードです。目的のプレイヤーを呼び寄せた後、ボンビーをなすりつけて逃げることができます。
いずれも、「冬眠カード」「牛歩カード」など、動きを封じた相手になすりつけると、なすりつけ返される可能性は低くなります。
ぶっとび系カードで近づく
他のプレイヤーから遠く離れているとき、すぐにはなすりつけられなくても、ひとまず近づいてなすりつけのチャンスを狙いましょう。
そんなときはぶっとび系カードが有効です。ランダムに飛ぶタイプではなく、「物件飛びカード」や「☆飛びカード」のように、狙いを定めて飛べるものがおすすめです。「☆飛びカード」なら、そこでカードを調達して進行系カードで一気になすりつけるといった戦略も可能です。

同じマスに止まる
他のプレイヤーと同じマスに止まってボンビーをなすりつけた場合、追い抜いてなすりつけた場合よりも、すぐになすりつけ返される可能性が低くなります。回り道のしづらいマスでは特に効果的です。
目的地にゴールする
これが一番の基本です。目的地にゴールしてしまえば、ボンビーは他のプレイヤーに移ります。
到着したときの援助金もありますので、残りのマス数や他プレイヤーの位置を見ながら、なすりつけか目的地か、どちらを優先すべきか判断しましょう。

貧乏神(ボンビー)を回避する立ち回り
ボンビーがとりついたら全力でなすりつけたいものですが、そもそもボンビーをつけないことがなによりも大切です。
目的地に近づく
ボンビーは、誰かが目的地に到着したときに最も遠いところにいるプレイヤーにとりつきます。
目的地を目指して行動するのが桃鉄の基本ですが、仮に目的地への到着が難しくても、一番遠い状態は作らないようにするのが大切です。
ゴールのタイミングを考える
ぶっとび系カードで目的地の近くに飛べたときなど、自分だけが目的地に近く、他のプレイヤーは遠く離れている状況になることがあります。このとき、すぐにゴールするのはよい立ち回りとは言い切れません。
自分が目的地にゴールして別の目的地に変わったとき、それが他プレイヤーの近くになってしまうと、今度は自分にボンビーがとりつく可能性が高まります。その上、周りに他のプレイヤーがいないとなすりつけも難しく、何ターンもボンビーの被害を受ける可能性があります。
すぐにゴールできる状況であっても、他プレイヤーがある程度目的地に近づくのを待つことも大切です。その間は、近くのカード売り場でカードを買ったり、物件を買い集めたりする時間にするとよいでしょう。
ボンビーに近づかない
他のプレイヤーがボンビーを連れているときに、そのプレイヤーに近づかないようにするのは基本です。近づけばそれだけ、なすりつけられるリスクは高まります。
目的地の距離にもよりますが、ぶっとび系カードで一気に逃げたり、別ルートを通ったり、ワープ駅を使ったりして、貧乏神から遠ざかりましょう。
ただし、目的地が近い場合は、あまり離れると誰かがゴールしたときに自分にボンビーがとりつく可能性があります。また、自分がゴールしてしまえばボンビーは関係ありませんので、残りマス数や手持ちカードを見ながら判断しましょう。

対人戦ならではの協力方法
対人戦では、複数のプレイヤーで協力して、特定のプレイヤーにボンビーを押し付けることも可能です。この戦術は、トップを独走しているプレイヤーを引きずり下ろす手段として有効です。
一例としては、そのプレイヤーにボンビーをなすりつけた後、別のプレイヤーが牛歩カードで動けなくしたり、「最果てカード」のような遠くに飛ばすカードを使ったりして、複数ターン貧乏神の悪行を受ける状態を作り出す方法があります。
一人のプレイヤーが独走してしまうと、収益や手持ちカードの面でも有利な状況は加速します。相手がそれなりに上手なプレイヤーであれば、普通にプレイしていては逆転が難しくなります。
特にキングボンビーに変身したときにこの戦術が成功すれば、大きなダメージをもたらしますので、逆転の可能性も見えてきます。
まとめ
桃鉄の貧乏神(ボンビー)は、いい行動をすることもありますが、基本的には連れて移動したくないものです。
状況によっては、ボンビーの回避は目的地を目指すこと以上に重要になりますので、なすりつけたり回避したりするための手段は常に用意することを意識しましょう。
桃鉄2をみんなで楽しむなら



